賢いイコロとブルブル・アイラ
2012年 09月 12日
イコロにもスポットガイドのごちそうが与えられました。
イコロは氷には見向きもせずに二階に駆け上がり、
まずやわらかくて食べやすいものから次々と食べていきます。
アイラは氷の次は骨をかじり始めて、ずいぶん長い間骨を食べていました。
イコロは食べやすいものを食べてから食べにくい骨などを食べ、最後に氷に行きます。
アイラは一人っ子で育ちましたので、食べ物を争うことを知りません。
まず目についたものからゆっくり食べていきます。
イコロは氷や骨は後回しでした。
イコロは兄弟で育ったので、食べ物を争って食べていた記憶があるのですね。
食べ物はいかに効率よく食べるかと計算していました。
アイラは将来婿と同居したとき、食べ負けてしまうのではないでしょうか。
心配です。
とても天気が良くて暑かったので、午後、イコロは体力温存。
まったり。
アイラさん、頭を抱えていますが、何か悩み事でも?
「眠いの~」
まったりしていた兄妹が突然色めき立ちます。
担当さんがリンゴを持ってきてくれました。
スポットガイドはアイラが先でしたが、おやつのリンゴはイコロが先です。
「アイラの分は? アイラの分も早く頂戴!」居ても立ってもいられないアイラ。
イコロはプールにダイブ。
やっとアイラの番です。早く早く~。
プールでリンゴを拾ってすぐに帰ってきて
「次ちょうだい!」と催促しつつブルブル~。
アイラ・・・人に水をかけちゃだめだよ。
おいしく食べ終わってからアイラは隣をのぞきます。
「お兄ちゃん、アイラよりたくさんもらってない?」
食べ物が絡むと、疑心暗鬼な兄妹。
人間のきょうだいでもありがち。
by hamhaha | 2012-09-12 21:05 | おびひろ動物園 | Trackback | Comments(0)