ジェイン・オースティン 秘められた恋

懸賞 2013年 10月 12日 懸賞

ジェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント



「プライドと偏見」を見たとき思い出しました。
「ジェイン・オースティン 秘められた恋(Becoming Jane)」という映画を録画していたことを。
録画は1月だったわ。1月は映画が多くてまだ見ていないものがあるんですよ~。(いいわけ)

「高慢と偏見」の作者の恋のお話です。
主役はアン・ハサウェイ。目と口が大きくてかわいい。

18世紀末くらい、ハンプシャーに暮らす、オースティン牧師夫妻の娘、ジェイン。
指にインクの汚れをつけながら小説を書いています。
女が職業を持つことは非常識な時代、女性はいい結婚をするしか生きるすべがありません。
ジェインはレディ・グレシャムというお金持ちの夫人のたぶん相続人になるはずのウィスリー氏からプロポーズされますが、断ります。
ジェインの母オースティン夫人は激怒します。
「仕方ないわ。私は愛のために結婚するから、母さんのように」と返すジェイン。
「独身のまま年を取るつもり?ばかばかしい。軽蔑され、物笑いの種にされ、村中から心無い言葉を浴びせられ、石を投げられてもいいの?」とオースティン夫人。
えええ~、そんなにシビアなの~?石は投げないで~。

「愛情は確かにあったほうがいい、だけど、お金は絶対になくてはならないものなの!」
はい、至言です、オースティン夫人。

ジェインはロンドンからやってきたトム・ルフロイというアイルランド青年と出会います。
ルフロイは叔父のラングロイス判事の援助で法律家になる勉強をしています。
田舎者をバカにしていたルフロイですが、次第にジェインにひかれ、お互い愛し合うようになります。

二人はルフロイの叔父のラングロイス判事に結婚の許しをもらおうとしますが
ラングロイス判事に謎の手紙が届きます。
それを読んだラングロイス判事は激怒して、二人の結婚を認めません。
叔父の支援なしでは立ち行かないルフロイは立ちつくし、ジェインはその場を去ります。

そして、ルフロイが婚約したという話を聞き、絶望し、ウィスリーのプロポーズを受けることにします。

しかし、ジェインをあきらめきれないルフロイが現れ、ジェインに駆け落ちしようと言います。
双方の家族にとってとても不名誉なことです。
ルフロイと離れたくないジェインは承知し、荷物をまとめて二人でアイルランドを目指します。

その旅の途中、ジェインはルフロイの家族がルフロイにあてた手紙を発見します。
ルフロイはラングロイス判事からもらっているお小遣いの一部を家族に仕送りしていて、
家族はその仕送りがないと生活できない状態なのです。
駆け落ちをすればラングロイス判事からの援助がなくなり、家族が路頭に迷うでしょう。

ジェインは別れを決意します。
「金なら稼げる」と譲ろうとしないルフロイ。
「それでも、足りないわ」と返すジェイン。
ジェインはひとりハンプシャー行の馬車に乗り、家に帰ります。

家に帰ると、友人のジョン・ウォーレンがジェインにプロポーズします。
それでジェインは確信します、ラングロイス判事への謎の手紙はジョンが書いたものと。
「あなたをずっと愛していた」と言い訳するジョン。
だったら、愛する女性が幸せになるようにしてあげなさいよ、ちっちぇえ男だわ。

ウィスリーは「あなたは愛のない結婚はできないようだ。僕もです。あなたの心を射止めたかった」と言います。
いい男じゃん、結婚しなよ、ジェイン。

やがてジェインは作家として成功します。

独身のまま中年になったジェインは、あるパーティで娘を連れたルフロイと再会します。
娘はジェインの小説の大ファン。ジェインに朗読をねだります。
「ジェイン!」と思わず娘をたしなめるルフロイ。
ルフロイは娘に「ジェイン」という名をつけていたのです。
ジェインはジェインのために朗読をします。

テーマは「愛情は確かにあったほうがいい、だけど、お金は絶対になくてはならないものなの!」(byオースティン夫人)ですね。(こらこら)

選択肢が(男でも)少ない時代、どうにもならない状態にとても閉塞感がありますが、
それでも、その中でベストと思われる選択しをして生きていく姿は、
後押ししたくなりますね。

ジェインの小説はすべてハッピーエンドだそうです。
もし、ルフロイと結婚できていたら
ジェインの小説はすべて悲劇になったかも、なんてね。
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by hamhaha | 2013-10-12 07:18 | たわごと | Trackback | Comments(2)

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Commented by ろき at 2013-10-15 06:04 x
ベタな邦題ですね。
事実はこんなはっきりと思い合った仲ではなかったそうですが。
失恋を芸のこやしにするのが作家ですね。
人類のためにはよかったのよ、お疲れさまですジェイン。
Commented by hamhaha at 2013-10-16 04:20
ろきさん、おはようさんです。
ほんとうに、映画の邦題は原題とかけ離れてベタなのがありますね。
そうなの、こんなに切ないロマンスは本当はなかったんですか。
でも、「そこはかとなくいい感じでしたが、そこはかとなく疎遠になりました」を映画にするのは至難の業ですからね。

人類は偉大な作家の不幸(失恋とか)から発するパワーの恩恵を享受しているのかもしれませんね。
ありがとう、ジェイン。
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