映画 チャイコフスキー

懸賞 2014年 01月 04日 懸賞

チャイコフスキー [DVD]

IVC,Ltd.(VC)(D)

映画「オーケストラ!」で重要な要素だったチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。
まだ頭の中で響いています。
その作曲家を描いた、1970年のソ連映画「チャイコフスキー」を見ました。
ソ連映画だからひたすら真面目にチャイコフスキーの生涯を描きつづっています。
チャイコフスキーの生涯を2時間半の映画にするには少し駆け足だったかしら。

幼いペーチャ(チャイコフスキー)は、頭の中に響く音楽に悩まされます。
天才だから、音楽が泉のごとく湧き上がっているのですね。
大人になって音楽を発表するチャイコフスキー。
そのチャイコフスキーを援助してくれる女性がいました。
資産家の未亡人・フォン・メック夫人。
夫人とチャイコフスキーは一度も会ったことがないのですが手紙のやり取りをし、
お互い信頼し合っています。

チャイコフスキーにストーカーまがい(本当のストーカー?)のラブレターをよこす女性がいて、
その女性アントニーナ・ミリュコーワとチャイコフスキーは結婚します。
が、すぐにチャイコフスキーは後悔し、家に帰りたくないあまりに自殺未遂までします。
そりゃそうでしょ。ストーカーと結婚するなんて、何考えているのかしら。
チャイコフスキーは離婚を望み、多額の離婚慰謝料はフォン・メック夫人が用立てます。

13年間ずっと文通のみで会ったことのないチャイコフスキーとフォン・メック夫人。
フォン・メック夫人はとうとうチャイコフスキーに会いたいと招待してくれますが、
怖気づいたチャイコフスキーは逃げ出してしまいます。

フォン・メック夫人の秘書のウラジスラフ・パフリスキーはチャイコフスキーに怒り
二人を引き裂くことにします。
二人の手紙を取り次ぐことなく、チャイコフスキーには夫人は傷心だと詰り、
フォン・メック夫人にはチャイコフスキーは手のひらを返して手紙をよこさないと非難します。
夫人は言います。
「わかっていないのね、あなたはしょせんパフリスキー。チャイコフスキーではないわ」

パフリスキーはチャイコフスキーの元教え子。
素人ではないけれども、才能があるとは言えなくて、音楽をあきらめた男。
こういう中途半端な人間こそつらいですよね。
全面的にチャイコフスキーへの支援を惜しまなかったフォン・メック夫人。
フォン・メック夫人をそこまで動かせる才能を持つチャイコフスキーにパフリスキーは嫉妬したのでしょう。
仕方ないよ、才能のレベルが違うのだから。

チャイコフスキーは悲愴の初演から8日後に死亡します。

チャイコフスキーには同性愛者じゃなかったか疑惑があり、
ずっと仕えていた召使のアレクセイとそういう仲だったんじゃないか疑惑があります。
さすが、ソ連映画、アリョーシャ(アレクセイ)には、
まさか恋仲になるわけないじゃんというご面相の俳優を配しています。
そうやって必死で否定するところがソ連映画ですよね。
建前ばかり。

以前、音楽家占いで、わたくしはチャイコフスキーと出ました。
チャイコフスキー・・・。
ちょっと問題多すぎる人物よねぇ。
音楽家はみんな問題ありだけれども。
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by hamhaha | 2014-01-04 23:59 | たわごと | Trackback | Comments(2)

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Commented by ろき at 2014-01-07 05:57 x
以前イギリスで見たドキュ・ドラマでは同性愛がしっかり描かれていたなあ。
彼の苦悩もそこらへんから来ているのもあるので、隠さないでほしいよね。
占い、わたしはモーツァルトだったわ。やっぱり(?)
Commented by hamhaha at 2014-01-08 05:04
ろきさん、おはようさんです。
イギリスは国家の制約がないですから、
自由に描けるのですね。
ソ連映画は国家の威信とかイデオロギーとかが透けて見えるのはよろしくないです。
隠したって仕方がないのにね。

ろきさんのモーツアルトには何となく納得。
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