映画 シルク

懸賞 2016年 03月 29日 懸賞

映画「シルク」をテレビで放映していたので見ました。
ネタバレがバリバリですよ~。
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19世紀のフランス、軍人のエルヴェは休暇中に美しいエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)に出会い、恋をします。
エレーヌはユリの庭を持ちたいと語り、エルヴェはエレーヌのためにユリを植えたいと思います。

バルダビューという男がエルヴェの父が町長を務める町の製糸場を再建して絹織物を作り、町は潤いました。
しかし、謎の病気でカイコが死に、病気がないカイコの卵が必要になります。
パルダビューは若く頭のいい若者であるエルヴェに目をつけ、健康なカイコの卵を買い付ける仕事をさせることにします。
エルヴェは軍隊をやめ、エレーヌと結婚し、アフリカに卵の買い付けをしに行きます。
しかし、カイコの病気は遠くアフリカまで蔓延していたのでした。
パルダビューはエルヴェを今度は日本に派遣します。
日本は江戸時代で鎖国をしていますが、密貿易が行われていたのです。
エルヴェはロシアのウラジオストックから船で山形の酒田に入り、目隠しをされて何日も旅をしてとある村につきました。
その村のトップである原十兵衛なる謎の人物と、謎の美女に出会います。
エルヴェは謎の美女に心惹かれます。
エルヴェが日本から持ち帰った卵からは健康なカイコが孵りました。
エルヴェはこの功績で莫大な報酬を得て、妻エレーヌのために広大な土地を買い、エレーヌの庭を作ることにします。

幕末の不穏な空気の日本に、エルヴェは再び赴きます。
原はオランダ人から大量の武器を購入していました。
エルヴェは謎の美女から短い手紙をもらいますが、日本語なのでなんと書いてあるかはわかりません。
エルヴェはカイコの卵を再び持ち帰り、妻エレーヌと幸せに暮らします。
エルヴェは謎の美女の手紙の内容が知りたくて、日本語ができる人を探します。
リヨンの商人と結婚したけれども、夫に先立たれた日本女性が娼館を営んでいると聞き、リヨンまで出かけます。
マダム・ブランシュ(中谷美紀)は手紙を読みます。「戻ってきて、でないと死にます」
居ても立っても居られないエルヴェは日本に行こうとします。
パスツールのおかげでカイコの病気問題も解決したし、日本はクーデターで危険なので日本に行く理由はもうないのですが
エルヴェはバルダビューに訴えて無理やり日本に行きます。
原の村は焼き払われていました。
途方に暮れるエルヴェは偶然知り合いの少年に会い、原たちがいる場所を教えてもらいます。
しかし、原の配下はエルヴェに構っている暇はありません。
エルヴェは食い下がりますが、相手にされません。
そして、自分を手引きした少年が処刑されたことを知ります。
「あるじの妻の恋文を運ぶからだ」と原は言います。
謎の美女は原の妻だったのです。
原に銃で脅され、日本を後にするエルヴェ。

エルヴェは別の場所でなんとかカイコの卵を手に入れますが、
(手に入れるのが遅かったせいで)ヨーロッパに帰るまでに卵は孵り、幼虫はすべて死んでしまいます。
カイコのない製糸場は止まり、そこで働く町の人々が失業します。
エルヴェはエレーヌの庭を作るためにその人たちを雇い入れます。
美しく完成するエレーヌの庭。
エルヴェのもとに日本語の長文の手紙が届きます。
エルヴェはリヨンのマダム・ブランシュにその手紙を訳してもらいます。
それは、情熱的なラブレターでした。

夫が日本に何か心を残してきていると察知しながらずっと耐えてきた美しき妻エレーヌ。
エレーヌは子供を欲しがっていましたが、授からず、そして、病に倒れてこの世を去ります。

エレーヌの墓にマダム・ブランシュの青い花が置いてあるのを見て、エルヴェはマダム・ブランシュを訪ねます。
「あの手紙はあなたが書いたのですね」
「いいえ、エレーヌよ、日本語に訳してと頼まれたの」
「エレーヌはなによりあの女になりたかったのよ」
エルヴェは答えます。
「あの女はエレーヌでした」

どの口でいうかエルヴェ!この口か!(と、口角をひねってやりたい~)

男のロマンなんでしょうね、男性は理解できるのかもしれませんが。
エレーヌが可哀想すぎるでしょう!
日本まで行ってしまった夫が無事かどうかずっと心配している間に
夫は別の女に心を奪われてしまうなんて。
その心を知りながら、ずっといい妻でい続け、
望んだ子供も生まれないで、病気で死んでしまうのよ。
見たことのない日本の女になりたいと思いながら。
キーラ・ナイトレイが妻で何が不満なの。
「あの女はエレーヌでした」って、だったらエレーヌを大切にしなさいよ~。

映像がひたすら美しい映画でした。

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by hamhaha | 2016-03-29 23:34 | たわごと | Trackback | Comments(2)

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Commented by ろき at 2016-03-31 07:00 x
いろんなミッションがあるものですね。カイコの卵かあ、生き物だから大変そう。

大遠征するとその先で誰かに惚れちゃうのはよくある話かも。
ナイトレーの奥さんをほったらかすなんてバチがあたるわ。
待っているしかなかったのも19世紀だからしょうがないですね。
Commented by hamhaha at 2016-03-31 21:27
> ろきさん
カイコの卵ですよ。
日本まで行かなくても、中国で賄えそうですが、どうでしょう。

思いっきり遠くに行っちゃうと、
羽を伸ばしちゃうんですかねぇ。
あんな身も心も美しい奥さんがいるのにね。
ただ耐えているエレーヌがけなげでした。
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