レッサーパンダ「リリィを送る会」
2012年 04月 23日
西門のオフィシャルステーションで昼食をとっていると
売られているぬいぐるみがレッサーパンダが多いのに気づきました。
リリィは母ココの所属する「埼玉県こども動物自然公園」に移動します。
風がとても強くて、この看板も職員さんが厳重に括り付けていました。
円山を去るリリィ。
こちらは居残り組の母ココ(前)と妹ライラ(後ろ)。
担当さんが「送る会」で使うスピーカーを準備すると不審げに見つめる母と娘たち。
さすがに母ココ、率先してチェックしに行きます。
さっきまで寝ていた父セイタも何が起こるかと注目しています。
母ココを室内に収容して、竹をもらう姉妹。
そのあと、リンゴをもらって姉妹でおいしく食べています。
リリィはしっぽがしょぼいのですが、これは母ココのオーバーグルーミングのせいだそうです。
シンリンオオカミのルークのしっぽが短いのもキナコがなめすぎたからですし、
動物の母の愛は深いですね。
なぜリリィが埼玉に行くかというと、リリィのほうが食べ物に執着があり、積極的だから
向こうに行ってもほかの仲間たちといっしょにうまくやっていくだろうと思ったからだそうですね。
確かに、ライラが行くと、マイペースで不器用なライラの世話に時間がかかるでしょう。
浜松市動物園に行ったホッキョクグマのキロルもそうですが、移動のひとつの目安は「飼育しやすさ」なのかもしれません。
リリィ、向こうに行ったら立派に尻尾になってね。
そして、母ココのようなすてきな母になってね。
by hamhaha | 2012-04-23 22:12 | 円山動物園 | Trackback | Comments(0)