中国のゴッホ、本物への旅

懸賞 2018年 05月 25日 懸賞

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少し前、「中国のゴッホ、本物への旅」という番組をテレビで見ました。
中国・オランダ合作のドキュメンタリーです。
中国・広東省、大芬油画村。
一万人以上の画家が名画の複製画を描き、世界中に輸出している場所です。
その村の趙さん、貧しくて中学校を1年生で中退しています。
その後20年間、家族と一緒にゴッホの複製ばかり10万枚も描いて生業にしています。
ゴッホを取り上げるテレビ番組を見たり、画集を見たり、
カーク・ダグラス主演の映画を観賞したりしてゴッホを研究しています。
仕事にも厳しく、細かい部分も手を抜きません。
毎日大量の絵を描き続け、出荷します。
オランダ人のお得意先にも大量のゴッホ複製画を売り渡していました。

本物のゴッホが見たい。
趙さんは奥さんたちと一緒に、オランダに旅立ちます。
アムステルダムのお得意先を訪ねて、
自分が描いたゴッホがお土産物として売られていることにショックを受けます。
彼は自分の複製画に誇りと自信を持っていたからです。

そして、趙さんはゴッホ美術館に向かいます。。
「ひまわり」の前で佇む趙さん。
アムステルダムの街に座り込む趙さん。
「20年以上もゴッホを描いてきましたが、比較するのもおこがましいです・・・」
本物の持つ圧倒的なパワーに打ちのめされてしまいます。
「中国に帰ってなにを描けばいいのだろう・・・」

判るわ~。
ゴッホは素晴らしいもの。
一筆一筆に命が宿っていますよ。

ゴッホが療養した病院やゴッホのお墓を巡り、趙さんは中国に帰ります。
帰国後、趙さんはオリジナル絵画を描きはじめました。

タッチがゴッホ。そして、オリジナルになると驚くほど稚拙になります。
趙さんは楽しそうにオリジナルを描いています。

今後、趙さんのオリジナル絵画の変遷も見てみたいですね。

画像は、全てレプリカの美術館、徳島の大塚国際美術館のゴッホのレプリカです。

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by hamhaha | 2018-05-25 00:01 | たわごと | Trackback | Comments(2)

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Commented by ろき at 2018-05-25 06:13 x
20年たってしまってからでも、本物が見られて良かったですね。そうですよね…ショックでしょう。
それでもオリジナルを描き始めたというのが感動的。ゴッホに励まされたのかも。
Commented by hamhaha at 2018-05-25 07:01
ろきさん、こっちもおはようさんです。
趙さんは貧しいのでなかなかオランダにいけなかったのです。
でも、ずっと本物を見たいと言っていて、とうとうオランダに行きました。
自分の描く複製画に自信があった趙さん、
本物に打ちのめされていました。
それだけ感受性が強いという事ですね。

オリジナルも描き始めた趙さん、楽しそうでした。
ゴッホは励ましてくれますね。
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