人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中国ドラマ 蒼穹の昴と開封府

懸賞 2018年 10月 08日 懸賞

中国ドラマ 蒼穹の昴と開封府_b0014576_19471028.jpg

最近また中国語を学び始めましたが
単語が出てこないの。
発音も忘れているわ~。
リハビリ、リハビリ。

テレビで放送していた中国のテレビドラマを録画してみていました。
最近では、8月までやっていた「蒼穹の昴」と
9月までやっていた「開封府〜北宋を包む青い天〜」ですね。


「蒼穹の昴」は日本作家浅田次郎氏の小説のドラマ化で、
2010年にNHKが作成したのですね。今回はBS日テレでやっていましたけれども。
中国で中国人俳優で撮影されたのですが
なんと西太后だけ田中裕子氏。
田中氏の中国語は中国人が話しているのを口パク。
大変なことだと思いますよ。
他の俳優さんたちは自分で話しているのに、田中氏だけ口パクって。
でも、不自然なところがないので、それも驚き。
みなさんプロだわ~。


「開封府〜北宋を包む青い天〜」は、包拯(ほうじょう)という実在の人物を描いています。
中国版大岡越前とか。(たぶん中国の人に言わせると大岡越前が日本版包拯)
BSジャパン(10月からはBSテレ東)で58話放送していました。
最終話は9月6日放送・・・・。
そうです、うちは停電中でした・・・。

北宋の時代。
包家の60歳の母から男の子が生まれました。
60歳って・・・・、当時の平均寿命をはるかに超えてないかしら。
真っ黒な肌で生まれてきたその子供は不吉だとされて捨てられてしまいますが、
すでに成人していた長兄が連れ帰り、妻と一緒に育てます。
三男坊で色が黒いから三黒(そのまんまやないかい)と呼ばれます。
長兄が知県(知事)にだまされて無実の罪で処刑されてしまうという悲劇が起こり、
幼い三黒は正義を行うために科挙(役人試験)を目指すことを決意します。
大人になった三黒(包拯)は、すったもんだのあげくに一応状元(首席)で科挙に合格します。

皇帝真宗は息子たちが次々に死んでいくのに危機感を覚え、
6番目に生まれた息子をひそかに皇宮から出して田舎で育てさせます。

皇子は自分が皇子と知らずに育ちますが、皇宮に呼び戻されます。
父だと思っていた人は侍衛、母だと思っていた人は乳母、姉だと思っていた人は乳母の娘。
陰謀渦巻く皇宮で、繊細な少年は傷つきながら生きていきます。

真宗亡きあと、後を継いだ幼い仁宗を後見する皇太后劉氏と、軍部を掌握する張徳林、宰相の王延齢がお互いをけん制しながら権力を保っていました。
幼い仁宗は、頼るものもなく、おびえながら暮らしていました。
仁宗が成長し、親政をはじめても、張徳林と王延齢は権力を保持したままです。
初恋の人と結ばれることもままなりません。

一方包拯は清廉潔白な役人となり、優れた頭脳でさまざまな問題を解決します。
しかし、清廉潔白のあまり、
甥を死に追いやり、妻を失い、生きる意味を見失いました。

そして、だから、最終回~、見たかった~。

とても面白かったです。
清廉潔白であることの難しさ、葛藤がよく描かれていて、応援したくなりますね。

by hamhaha | 2018-10-08 00:01 | チャイナ? | Trackback | Comments(2)

Commented by ろき at 2018-10-09 17:49 x
中国語がんばってください!これからますます役に立ちますよね。
日本人作家の原作で中国ドラマ、面白いですね。BBCでやらないかな。
清廉潔白を通すのは難しいですね。
そういえば今、吉川英治の『大岡越前』を読んでます。彼ったら若い頃とんでもない不良だったとは(笑)。
Commented by hamhaha at 2018-10-09 19:00
ろきさん、こんばんは。
中国語は発音が難しくて混乱しています。
少しは上手くなりたいわ。

日本人の小説か原作だと、
もしかして中国人は「ここがヘン」とか思うかもしれませんが、
わたくしは日本人なので、全く思いませんでした。
田中裕子氏の演技がよかったです。
NHK製作だから、BBCでやらないかしらね。

大岡越前、不良だったの?
悪いことやりつくして更生するパターンかしら。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 10月9日の円山動物園のくまね...   10月3日の円山動物園のくまね... >>