1月16日の円山動物園のシンリンオオカミです。
ジェイとルークは通路下で寝ていて、
外の通路下の窓の一番端の窓で苦しい姿勢でのぞいても
寝ているジェイしか見えませんでした。
最後の手段で二階から通路下をなんとか見ました。
奥にはルーク、手前にジェイ。
ジェイはやはり身を挺して群を守っているのですね。
ジェイの生きがいね。
さて、NHKの番組のワイルドライフを見ました。
「カナダ西海岸の島々 海に生きるオオカミ アザラシを狙う」
カナダのグレイトベアレインフォレストは多数の島々のある地域です。
そこに生きるおよそ1000頭のオオカミはシンリンオオカミに分類されていますが、
遺伝的にも異なるところもあるそうで、
もしかしたら今後違うオオカミと分類されるかもしれませんね。
大陸のシンリンオオカミよりもひとまわり小型で、耳のまわりが赤っぽいのが特徴です。
群島の獲物は小さいので、群れでの狩りはあまりしないようです。
島々を渡って狩りをします。
華奢な感じがショウっぽいわ~。
ショウの群れ。
10頭ほどの群れに、あどけない2歳ほどのメスオオカミがいてエリーと名付けます。
普通オオカミは用心深く、人間に近寄りませんが、
エリーは好奇心旺盛で、取材陣にもぐいぐい近寄ってきました。
かわいいわ。こういうなつこいオオカミが犬になってきたのね。
エリーは海を泳ぐのが苦手でした。
干潮の時には島々をつなぐ道ができるので
歩いて渡ることができます。
潮が満ちるとエリーのパパなどは泳いで渡るのですが、
エリーは泳ぎません。潮が引くのを待ちます。
海は海流や波があり、淡水を泳ぐのよりずっと難しいのです。
でも、13キロ泳いだオオカミが観察されていたそうです。
海を泳ぐのは グレートベアレインフォレストのオオカミの特徴なので
ここのオオカミは海のオオカミと呼ばれているそうです。
エリーはやがて海で泳ぐのが平気になってきます。
エリーはカナダカワウソの子供を襲い、ゲットしました。
カワウソファンには「何てことするの!」な光景でしょうが
オオカミにとっては大切な食糧です。
若いオオカミがカワウソを捕獲できるのはすばらしいことだそうです。
子供っぽいあどけないエリーも実はオオカミとして優秀なのかもしれませんね。
エリーのおばさんの黒いオオカミはレラ姐さんっぽいわ。
レラ姐さん(違う)がアザラシを狙っている映像がありましたが、捕獲ならず。
難しいのですね。